千葉県のフォークリフト免許再発行について
フォークリフトを運転するために必要なフォークリフト免許について、きちんと理解しているでしょうか?一般的な自動車免許には更新手続きがありますが、フォークリフト免許にも、更新や失効などがあるか、知っていますか?こちらのコラムでは、フォークリフト免許取得後の取扱いや、書き換えが必要なケース、万が一、紛失してしまった場合の再発行の手続き等についての情報をまとめています。
フォークリフト運転技能講習修了証
物流や倉庫業の現場で取り扱われることの多いフォークリフトですが、運転するためには免許を取得する必要があります。フォークリフト免許の正式名称は「フォークリフト運転技能講習修了証」といい、労働安全衛生法で定められた国家資格であり、厚生労働大臣が指定する機関で発行されます。以下に労働安全衛生法の一部を抜粋します。
労働安全衛生法
第 61 条 事業者は、クレーンの運転その他の業務で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の当該業務に係る 免許を受けた者 又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る 技能講習を修了した者 その他厚生労働省令で定める 資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない。
このように、最大積載荷重1トン以上のフォークリフトを運転する場合に、フォークリフト運転技能講習を修了することが定められています。
フォークリフトにはさまざまな種類があり、大きく2種類に分けられます。座って運転するカウンターバランスフォークリフトと、立って運転するリーチフォークリフトですが、どちらのフォークリフトも「フォークリフト運転技能講習修了証」を取得すれば運転することができます。
フォークリフトは、人が手で運ぶことが難しいような重たい荷物を、安全、かつ効率的に運搬することができるため、物流や倉庫業をはじめとした多くの現場で活躍している車両です。
フォークリフト免許について、さらに詳しく知りたい方は、以下のコラムを確認してみてください。
フォークリフト免許の受験資格や、免許の特徴についてまとめています。
参照)フォークリフト免許は誰にでも取れる資格?
https://anken.greencapsule.jp/forklift_jukoushikaku/
フォークリフト免許は、比較的簡単に取得できるうえ、さまざまな業種や現場で役立つため、簿記や、普通自動車運転免許に次いで、人気の資格となっています。
フォークリフト免許の受験資格は、「18歳以上であること」ですが、年齢の上限に制限はなく、中高年・ミドルシニア層の方も免許取得が目指せることも、人気の理由のひとつです。
フォークリフトはさまざまな業界で活躍しているため、求人数も多く、仕事探しに困ることはないでしょう。採用については、実務経験者のほうが有利ではありますが、フォークリフト関連の求人数自体が多いので、運転未経験者であっても活躍のチャンスはあります。
免許取得後は、運転経験を積むことで、フォークリフトオペレーターとしての価値を高めることができます。多くのフォークリフト求人の中から、自分の希望に合った仕事を探したり、転職も有利になるでしょう。また、フォークリフトの運転には年齢制限がなく、一度免許を取得すれば、長く仕事を続けられるのもフォークリフトの仕事の特徴です。
フォークリフト免許の更新と有効期限
フォークリフト免許には、有効期限がありません。基本的には自動車の運転免許のように更新手続きも不要です。フォークリフト免許が発行された後は、失効や取り消しなどもなく、生涯使える資格となります。
フォークリフトの仕事をする場合、運転時には免許の携帯が義務付けられています。不携帯の場合の罰則はありませんが、法令不遵守に該当するため、運転時は必ず免許を携帯しましょう。
フォークリフト免許を不注意により紛失してしまった場合や、盗難にあった場合は、再発行の手続きが必要となります。それ以外に、免許を汚損、濡損、損傷した場合も、速やかに再発行の手続きをとってください。
結婚で苗字が変わる場合などは、免許証の書き換え手続きが必要となります。現住所の変更に関しては、書き換え手続きは不要です。
フォークリフト免許の再発行についてですが、取得した支部で再交付の手続きをする必要があります。再交付には申請書の提出や、手数料がかかります。なお、再発行や書き換えの際に、講習を受ける必要はありません。
千葉県のフォークリフト免許の再発行
フォークリフト免許を再発行・書き換えをする場合、免許を取得した支部でのみ、再発行の手続きが可能です。どこでも再発行ができるわけではないので、ご注意ください。フォークリフト免許には更新手続きや失効などもないため、免許取得から時間がたっている場合に、どこの機関で免許を取得したか、忘れてしまう場合があるかもしれません。
千葉労働局に登録されている教習機関の一覧は、下記リンクから確認可能です。千葉県で免許を取得した方は、厚生労働省のホームページに掲載されている以下のリンクから発行機関をご確認ください。
・登録教習機関一覧(千葉県)
https://jsite.mhlw.go.jp/chiba-roudoukyoku/content/contents/001178236.pdf
受講した機関が不明な方は「技能講習修了証明書発行事務局」へ連絡して、発行機関を調べましょう。
もしくは、職場の同僚や身近な友人に、同じ教習機関で受講した人がいることもありますので、一度確認してみるのもいいでしょう。
免許の再発行にかかる時間ですが、窓口で直接申請・受け取りの場合は、書類不備などがない限り、基本的に即日で発行されます。窓口での申請が難しい場合は、郵送での手続きとなりますので、時間に余裕をもって対応しましょう。
以前は中央労働災害防止協会で発行機関を確認できましたが、平成23年3月31日で再発行に関する業務は終了していますのでご注意ください。
技能講習修了証明書発行・再発行の詳しい情報については、技能講習修了証明書発行事務局(厚生労働省委託事業)のホームページを参考にしてください。
・技能講習修了証明書発行事務局(厚生労働省委託事業)
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/gino/
技能講習修了証明書の再発行に必要な書類は以下のとおりです。
・交付申込書
・証明書用写真
・本人確認書類
その他状況により、必要書類を改めて確認をしてください。
参照)「技能講習修了証明書」の交付
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/gino/kikan/pamphlet.pdf
フォークリフト求人に応募する際に、フォークリフト免許のコピーの提出が必要な場合もあります。「求人に応募しようとしたのに、免許が見つからない」ということがないように、免許の保管場所を決めて、きちんと管理しておきましょう。また、万が一、免許を紛失してしまった時に備えて、予め受講機関をメモしておき、必要なときにすぐに再発行の手続きがとれるようにしておくと良いでしょう。
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